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人体への影響を考えると、交換するべきです。さまざまな事故例。屋内部分でまず問題になるのは、漏水よりも赤水である。白い洗い桶がうっすらと赤らんでくることにはじまって、洗濯にさしさわりが生じてくる。ふつう、漏水事故は赤水の発生後、管と管の継ぎ手で、コンクリートに埋あこまれた部分からおきることが多い。継ぎ手にはネジ切りがしてあるので管の厚さが薄く、管内外からのさびの発生によって一番はじめに穴があく。この場合は壁面から水が吹き出すので、比較的かんたんに漏水を発見することができる。

漏水事故は、管内のさびによってだけ生じるわけではない。古いマンションで露出型の洗面台を使用している場合、洗面台に接続する給水管に結露防止の断熱材をテープで巻いていることが少なくない。この防露処理がくせものなのである。防露処理の内部に結露水がたまり、長年のあいだに配管を外部からさびつかせて漏水にいたった例がある。

同様の現象は、通気状態たてかんのよくないメーターボックス内の共用竪管や、民間分譲マンションによくある屋上の水槽まわりの外部配管でもおこっている(図6・2)。最後に、最近出くわした思いがけない事例を紹介する。七〇年代後半までに分譲された公団の中層階段室型マンションで、一階住居の浴室は防水処理がされていなかった。図6・3は、浴室から脱衣室側床下へ長年にわたって漏水していたもので、それにともなって、脱衣室の床下に配管されていた給水管が、いつ漏水してもおかしくないほどさびていた。いずれにしろ、年数のたったマンションにとって給水管対策は容易ではない。

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た日常のメンテナンスが大切である。塩化ビニル管と鋳鉄管の場合は、築二〇年台ではほとんど問題ない。とくに、汚水管は洗浄水も多いので、管を詰まらせなければ大丈夫である。屋外の埋設管は、コンクリート製のヒューム管か、対衝撃型の塩化ビニル管が使われているので、ふつうは二〇年台で配管の更新をしなければならない事態はない。

ただ、サクラやケヤキの多い団地型のマンションでは樹根が配管を傷めることがある。一定の期間ごとに汚水マスの点検を忘れてはならない。いずれにしろ、排水管の改修は更新工事が基本となる。最近は排水管の更生工法も開発されているが、延命をはかるためには、定期清掃と外面点検を含め電気容量アップ近年分譲されたマンションでは、電気の受電容量も十分なゆとりをもって設備されている。

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